人生腹ペコ日記

思ったことをとりとめもなくまとめるブログです

レアルマドリード戦後コメント

 レアル戦についてはいろいろと言われていますが、特に前半については周りで見ているほどいけなかったのか、いかなかったのか。2年前の挑戦よりも期待値が高かったので周囲の注目度も違いましたし、こちらにもプレッシャーがあったのかもしれません。

 ジーコさんはなぜ積極的に出ていかないんだと怒っていましたね。

 先制していればもっと相手を消耗させ、こちらは消耗が抑えられたはずなので結果論ですが、先制点を取りにうって出るのも次回への反省なのではないかと思います。やっぱり基礎能力で上回る相手にはその他の要素で勝つしかないですからね。

 この敗戦を糧にして来期もアジアを獲る。国内も2年連続無冠なので、ぜひともタイトルを獲得したいものです。

 しかし、19歳安部が見せた頑張りが唯一の救い。

 2018のチームも今夜で最後ですね。さみしいものだ。

 

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
Q.最初のチャンスを決めていれば、違う展開になったようにも思われるが? 
A.その通りだと思う。決め切ることができなかった。タラレバになるが、決めていれば違う展開になったと思う。終了間際の失点は、自分たちの守備の油断からだった。自分たちで流れを手放してしまったと感じている。 

Q.後半の10分間で崩壊してしまったと思うが、流れについてどう思うか? 
A.自分たちで流れを手放して、相手に余裕を与えてしまった。しっかりとした守備からいい攻撃への流れを作りたかったが、リードされたことで相手に余裕を持たれてしまったと思う。悔しく思っている。 

Q.レアルのファンが数多く来ていたが、観客の影響はあったか? 
A.ネガティブな影響はなかった。我々のサポーター、日本のたくさん来ていただいたサポーターの思いを力に変えて立ち上がりからいい試合ができたが(前半)終了間際の失点で相手に余裕を与えてしまったと感じている。 

Q.内田選手を投入した意図は? 
A.永木や他の選手のコンディションの面も含めて交代せざるを得ない状況だった。戦術的な交代でもあるので、しっかりと各選手に伝えていたが、後半の早い段階で失点をしてしまい、自分たちの流れに持ってくることができなかった。 

Q.監督として、戦術的に責任を負うべきと感じているか?安部が消えていったと思うが、責任を感じているか? 
A.勝敗の責任を非常に感じている。自分たちがもっとゲームをコントロールできたのではないかと感じている。安部という名前も出たが、他の選手、特に攻撃陣の選手が守備に回る機会が多く、負担をかけてしまった。攻撃に出るプレーが少なくなってしまったと感じている。 

Q.リーベル・プレートについて、どのようなことを把握しているか? 
A.数試合を観ているし、ボカとのリベルタドーレス杯決勝や彼らの初戦も見ている。 個の能力が高く、戦術的にも洗練されている。しっかりと分析をして臨みたい。 


選手コメント

[試合後]

【昌子 源】 
2年前より、レアルとの力の差を感じた。見ている人とやっている人の感覚は違うと思うが、その表現が難しい。特に最後の10分、15分は俺らも取りにいきたいけれど、 行けなかった。パスが通らないし、出せない。ポジション一つで、すべてはめられている感じ。顔を上げた瞬間、それぞれはフリーだけど、出せば絶対に取られるのをすごく感じる。止める蹴るは根本的にすごい。出す、動くも速かった。差は大きいと感じた。こっちも必死にやっているし、戦っている姿を見せたいのだけど、それすら出来ない。試合中の正解の見つけ方が出てこなかった。 

【安西 幸輝】 
相手との差を感じた。相手は7割くらいの力でやっていたと思う。非常に悔しかった。3失点して消極的に見えたので、恐れずに仕掛けようと思ってピッチに入った。気持ちの部分は差があっても、見せつけられるし、逃げないというのが大事だと思っている。何回取られても仕掛けようと思っていたけれど、上手くいかなかった。裕葵はスタートからで、自分は途中から、健斗、優磨は日本だけれど、若い奴がもっとやらなくてはいけないと感じた。裕葵が泣いているのを見て、悔しかったんだろうと思うのではなくて、俺らがやらなくてはいけないと感じた。小さい頃から見ていたチームと対戦できたことは大きいが、2年前に負けたのと変わらないので、非常に悔しい。 

【安部 裕葵】 
0−3になってもサポーターが自分の名前を呼んでくれているのが分かった。自分は絶対に諦めないし、みんな、本当にきつかったと思うけれど、背中で雰囲気とかを与えられたらいいなとプレーしながら思っていた。2年前に僕がTVで見ていた時も、みんなが必死に走っている姿が試合の途中で、思い浮かんだので、そういう姿を見せようと思った。途中で心が動揺してしまったけれど、体が止まったわけではなかった。相手の表情を見て、ふと現実に戻った。戦う気持ちが折られるではないけれど、自分たちと明らかに違うと思った。でも見ている人たちに良いものを与えないといけないと考えたが、そのように試合中に思ったのは初めてだった。いつも試合中は、何も考えずにプレーをしている。 チームメイトやサポーターに与えてもらったものはたくさんある。今回のレアル戦は、今の自分の実力。今日のことで3位決定戦が戦えないようであれば、ビッグクラブにはなれない。これから何年も、「アジアといえば、アントラーズだ」と言われるように個人としても、チームとしてもレベルアップをしていかなくてはいけない。 

【内田 篤人】 
3-1以上の差があったと思う。自分は、シャルケでこのような相手とやって帰ってきたけれど、今日の試合をやって、最後まで追っていた裕葵を見て、俺も若い時はやっていたと思った。マンUと対戦した時に左までボールを取りに行っていた。マンU、レアル、チェルシーとやって子供みたいに扱われ、裕葵が泣いている気持ちがわかる。差を痛感すると今までやってきたものが、間違っていたのかなと思ってしまう。裕葵、聖真はショックかもしれないけれど、このままサッカーをやっていたら追いつけないと思ったはず。ここから。この経験を無駄にしてはいけない。俺たちは子供みたいだった。でもレアルのコンディションはベストではなかった。前半はミスも多かった。 

【永木 亮太】 
前半は失点以外はプラン通りだった。前半は、こっちのチャンスが多かったし、そこで決め切れなかったのは良くなかったが、最後の失点は相手に勢いを与えてしまった。前半は無失点でいきたいというのがあった。そこでプランは崩れてしまった。前半しか出ていないが、相手の試合への入り方も良くなかったし、慣れてきてから動き始めた印象がある。それまでは、自分たちのペースで出来たと思うが、前に人数をかけられなかった。世界との差は感じたし、簡単なことを正確にやってくるというのが一番の印象。 

【土居 聖真】 
全てにおいて差を感じた。立ち上がりは相手も緩かったし、自分たちの攻め手を分析していただけだったのかと思う。やらせてくれた立ち上がりだった。チャンスはあったが、それが取れなかった結果だと思う。やりたいことが出来なかった訳ではないが、回数や時間が少なかった。常にビハインドの状況だったので、ゴールを取れるような勢いやアグレッシブさは持っていこうと思った。得点はしたが、ベイルはそれを3回やったので、自分もやる必要があったと思うので、そこの差だと思う。試合前に隙を見せたら負けると言ったが、見せてしまった部分があるので勝てなかった。楽しかった部分もあるが、悔しさもあり複雑な気持ちが混ざって、整理できていない。子供扱いだったが、終わってほしくない90分というのは、ここまで感じたことはない。もっと上手くなりたいと思ったし、レベルの差はあるけれど、そんなことは言っていられない。今後、自分がどれだけ突き詰めるかだと思う。